転職後のリアルな1週間:期待と現実のギャップ|4社経験した30代の体験記
こんにちは、当ブログを運営しているTomoです。
私は30代の会社員で、これまでに4社を経験してきました。
新卒で大手企業に入社し、その後中堅、ベンチャー、外資と渡り歩きながら、自分に合った働き方や環境を模索してきました。
今回は、転職直後の1週間に何が起きたのか、そしてその中で感じた「期待と現実のギャップ」についてリアルに書いてみたいと思います。
転職初日の理想と現実
✅ 期待していたこと
- 丁寧なオンボーディング(研修)
- チームの温かい歓迎ムード
- すぐに馴染める雰囲気
❌ 実際の初日
- 業務用PCのセットアップに半日
- Slackや社内ツールの登録で混乱
- 初回ミーティングは「わからない用語の嵐」
とにかく**“情報の洪水”**でした。
誰が何をしているのかもわからず、自分がどこに立っているのか把握するだけで精一杯。
2〜3日目:「まだ実務に入れないモヤモヤ」
このあたりで焦りが出てきます。
- 簡単な仕事でも、確認に時間がかかる
- 前職の感覚で動こうとしてミスしそうになる
- 同僚は忙しそうで、質問しづらい…
**「早く貢献したいのに、何もできていない感覚」**が強くのしかかりました。
この時に気づいたのは、
転職後すぐに活躍できる人なんて、実際ほとんどいないということ。
4〜5日目:「少しずつ見えてくるもの」
徐々に社内の雰囲気や人間関係、仕事の流れが見えてきます。
- ランチに誘ってもらって、少し安心
- 担当業務のスケジュールが明確になる
- 社内ツールの操作にも慣れはじめる
このあたりから、「この会社でやっていけそうだ」という手応えと自信が出てきました。
6〜7日目:初めて「期待に応えられた」瞬間
一週間の終わりには、はじめての成果物を提出。
簡単なものでしたが、上司から「ありがとう、助かった」と言われた時、少しだけ居場所を感じられました。
ここで改めて思ったのは、
転職直後に求められているのは、“成果”よりも“適応力”なんだということ。
ギャップから得た学び
項目 | 期待 | 実際 | 気づき |
---|---|---|---|
仕事の開始スピード | 初週から本格稼働 | 環境に慣れるだけで終わる | 焦らず順応することが大事 |
チームのサポート | 丁寧なフォロー | 忙しくて余裕がないことも | 自分から声をかける勇気 |
自信の持ち方 | すぐに力を発揮したい | 知らないことだらけ | 「知らない」が当たり前 |
転職後の1週間で意識すべきこと5つ
- 「すぐに成果を出そう」と焦らない
- わからないことは遠慮なく聞く(早めに聞くのが◎)
- 社内文化・言語・リズムを観察する時間だと捉える
- 日々の小さな成功体験を記録する
- 1週間ではなく“3か月”で評価しよう
最後に:転職は「スタートライン」ではなく「再スタート」
転職はゴールではなく、新たなスタートラインです。
転職初週のつらさやギャップは誰にでもあるもの。私自身、毎回の転職で似たような感情を抱きました。
でもそれを越えた先には、以前の自分よりも納得感のある働き方が待っていました。
これから転職する方、あるいは今まさに転職初週で不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。