ブラック企業からの脱出:どこで見抜けたか?どこが失敗だったか?

こんにちは。今回は私が実際にブラック企業に入社してしまった失敗談と、そこからの脱出までの記録をお話しします。これから転職を考えている方にとって、少しでも「見抜く力」のヒントになれば幸いです。


入社前:「やたら元気な雰囲気」と「レスポンスの速さ」に違和感

当時の私は、広告代理店からの転職を考えていました。応募したのは、あるIT系ベンチャー企業。スピード感が売りの会社で、一次面接の翌日にすぐ内定が出ました。

一見「スムーズで優秀な会社」と感じましたが、今思えばそのスピード感こそが最初の違和感でした。

違和感ポイント:

  • 面接で仕事内容の説明がやけに抽象的(「やる気次第で何でもできるよ!」)
  • 社員がやたらとテンション高く、笑顔が不自然
  • 給与や福利厚生についての質問に対して曖昧な回答

入社後:待っていたのは「終わらない業務」と「根性論」

入社初日から地獄が始まりました。

  • 出社時間は9時だが、8時30分には朝礼が開始(強制)
  • 定時は18時だが、誰も帰らず、帰れる雰囲気もない
  • 上司が夜23時にSlackで「まだやってるよね?」と連絡
  • 有給は「空気を読んで使うもの」とされている

いわゆる「暗黙のルール地獄」にどっぷりとハマってしまったのです。


心と体が壊れる前に「脱出」を決意

心身ともに限界を感じ、入社4か月で退職を決意しました。退職交渉は難航しましたが、「転職先が決まっている」と伝えると、ようやく話が進みました。

この時、役に立ったのが退職代行サービスでした。精神的にかなり楽になり、無理なく会社を離れることができました。


ブラック企業を見抜くために気をつけるべきポイント

私の失敗から学んだ、ブラック企業を見抜くためのポイントをまとめておきます。

1. 面接のスピードが異常に早い

→ 人がすぐ辞めるから常に人手不足の可能性あり

2. 福利厚生や残業についての質問に明確に答えない

→ 曖昧な会社は、都合の悪いことを隠している可能性あり

3. 社員が不自然に明るい or 質問に対して表情が曇る

→ 空気で判断しよう。無理して笑っているなら要注意

4. 口コミサイトで「やたらと褒めちぎる投稿」が多い

→ ステマの可能性あり。本音は「退職者の声」をチェックすべし


まとめ:転職は「会社選び」が9割

転職はチャンスである一方で、間違えると心身をすり減らすリスクもあります。大切なのは、「焦らず情報を集めること」と「違和感を無視しないこと」。

この記事が、これから転職するあなたの一助になれば幸いです。


\あなたの体験談も募集中!/
コメント欄やお問い合わせフォームから、あなたの転職体験を教えてください。今後の記事の参考にさせていただきます!